お葬式と言うものについて、生まれてから一切かかわりを持った事がないという人は少ないと思います。
それに、年齢を重ねればそれだけ、何らかの形でお葬式とかかわりを持つ事も増えると思います。
だとしても、『葬儀の違い』については良くわからない事が多いのではないでしょうか。
『葬儀の違い』と言っても、仏式、神式、キリスト式と言ったような宗教・宗派による違いとか、社葬、密葬、家族葬といったスタイルの違いとかのことではありません。
いわゆる儀式の違い、お通夜、葬儀・告別式といったものの違いについてです。
もともとは、それぞれ完全に違う儀式として、意味合い的にも違った儀式だったのですが、最近では、その名前だけの違いとなってきているように思う事もあります。
そのことについては、時代とともに変わっていくお葬式であるわけですから、仕方がなかったり、当然の流れではないかとも思いますね。
告別式に参列できない人のためのお通夜であったり、お通夜に間に合わない人のための告別式であったり・・・
もちろん、会葬者の気持ちはどちらの儀式であろうと変わりのないことではあると思うのですが、
本来の儀式の意味合いは理解したうえでの弔問であってほしいと思います。
儀式と言うとだいたいは、その形だけが重視されてしまうようですが、私は、その本来持っている意味も重視しもらいたいと思っているのです。
「お通夜」とは、本来は故人の成仏を祈って夜通し行なうものとされていました。
その間は、蝋燭や線香を絶やしてはいけないとされています。それももともとは、魔除けであるとか、故人の遺体を野犬などから守るためと言う実務的なことが元とも言われていますが、
故人と身内のものとの別れの大切な儀式だと思います。
もちろん今でも、お通夜は、ご親族や親しいご友人など身内の儀式で、告別式は、一般の会葬者など誰でもお見送りできる儀式であると言う事は、理解されていると思います。
でも、時間的な都合でどちらかに出られれば、と考えるようになってきていることも事実ではあるようです。









