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本葬に対する「密葬」というお葬式

「密葬」なんていう言葉からイメージすると、なにやら隠れてこっそりと営まれる葬儀のようですが、
ここは単純に言葉通り「密かに葬る事。内々で行う儀式」というお葬式のひとつのスタイルと考えるのがいいと思います。

「本葬に対する密葬」のように、社葬など後に社会的に大きな葬儀を営むときに個人葬として執り行われるためのものです。
その形式は特に決まっているわけでもなく、ただ一般に告知することなく、会葬者も迎えないので告別式がないのが普通です。

「密葬」を行うのは、著名人や有名人の場合が多いのですが、特に芸能人などの場合は会葬者以外にもファンやマスコミなども集まるため、家族や親しい友人などを集めて「密葬」というかたちで故人との最後のお別れをすることが多いようですね。
もちろん、その社会的立場などから後に、一般向けの「お別れ会」のように何らかの葬儀のようなことが営まれる事になります。
また有名人・著名人なのが、故人の場合だけでなくその家族だったとしても、同様のことがあります。
社会的に影響力のある著名人、大企業の経営者や政治家・・・葬儀というセレモニーにおいても、その家族には一般人とは違う苦労もあるようです。

そうなると一般の私たちには「密葬」はまったく関係ないことかというと、決してそんなことはありません。
「密葬」があるから「お別れ会」的な儀式が行われるということもありますから、そんな葬儀に参列する事があった場合には関係がないとは言えなくなると思います。

また、年末などになくなられた場合、お正月に葬儀をするのを避け、とりあえず近親者だけで内々に葬儀をあげておいて、幕の内が過ぎてから告知してお葬式(本葬)を営むという事もあるようなので、一般人といえど、「密葬」がかかわりないわけではありません。

葬儀のノスタイルはいろんな事情や便宜性を考えて生まれてきているのだと思います。
もちろん、心を込めたお見送りの儀式をするために。

「密葬」の事を内々でのお葬式という事で、家族葬と同義語としている人や葬祭業者もいるようですが、私はこの二つのスタイルは決して同じものではないと思います。
「密葬」はあくまでも後に行われる本葬に対するものです。
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