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葬儀の中の僧侶の思い出「葬式の意味するところ」

葬儀の中の僧侶の思い出「葬式の意味するところ」 儀式には意味があると思います。
宗教・地域・民族…、それぞれ違いはあっても、昔から受け継がれている儀式には、それなりの意味があるはずです。

普段はあまり接する事のないような儀式…。特にお葬式に関する儀式は、あえて接したくはないと考えるのが普通かもしれません。
そして、無宗教であるという事で葬儀を行うに当たりそんな儀式めいた事をやらないという選択をする人もいます。

と言っても、お葬式をやる以上何の儀式もしないわけではありません。
仏式やキリスト教式などといった宗教的な色々な制限を考えずに、参列者の宗教などを気にする事がなくなるといった面も見られるようです。

スタイル的にも故人をしのばれるような音楽葬といったようなものも見かけます。
でも、そういった伝統的でない儀式も、いずれは伝統となっていくかもしれません。
そして、新しい伝統も、きっと昔から受け継がれている、そんなものの何かを受け継いでいると信じたい思いです。

子供の頃に「お葬式」を体験している人って、かなりいると思います。
でも、その頃はほとんど何をやっているのかもわからず、退屈だったり、怖かったり…。
空腹や緊張、眠気…そんな記憶しかないかもしれません。

私も小さい頃に親戚の葬儀に出た記憶はあります。
今となってはあまり思い出せませんが、今の子供もそうであるように(多分そうでしょう)、緊張は長続きせず、いとこ達と走り回っていたような、そして親戚のおじさんや、もしかしたら僧侶から怒られてていたような気がします。子供とは、そんなものでしょうね。

大人になってもその儀式の意味を理解しないで、見よう見まねでやっていることも多いのですから、当然でしょう。
大人になれば、葬儀という儀式には、送られる人がいるという事と、亡くなられた人がいるという事を理解します。
そして、哀しみの感情や、不安など、もろもろの感情とともに葬儀を経験します。

でも、子供だった頃にはそんな理解はあまりなかったと思います。
でも、その儀式的なものに「畏怖の念」のようなものを、今思えば持っていたのかもしれません。

そして大人になった今は、それどころではなくなっている部分もある様に思います。
でも、それぞれの儀式の中にある、重みや深さは忘れないようにしたいですね。
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