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お葬式の4つの意味…(1)「宗教的な意味」

お葬式の4つの意味…(1)「宗教的な意味」 お葬式での4つの意味の中で最も一般的に認識されていると思われるのが、「宗教的な意味」です。

お葬式とは、当然の事ですが故人のために行なわれるものです。
時代や国が違ったとしても、人が亡くなられれば、身体から魂や霊が離れると考えられています。
その魂や霊を、残された人々がお祈りによって迷わずあの世でも幸せでいられるようにと、お祈りをしてきました。

そのようにして葬儀というものは始まったのです。
このお祈りのことは、仏教では「供養」といい、神道では「鎮魂」といいます。
キリスト教では「祝福」という形をとります。
この「お祈り」こそが、お葬式で最も大切なものである事はお分かりになると思います。

「供養」という言葉は、もともとは、サンスクリット語のプージャーまたはプージャナーの訳で、
仏、菩薩、諸天などに香・華・燈明・飲食などの供物を真心から捧げることをいいます。
でも、一般的に仏教とは関係なく全般的に死者への対応として「供養」というように日本では言うようになっています。
とは言うものの、やはり本来の意味としての「供養」という言葉は、仏教でのお祈りに当たるということを知っておいてほしいと思います。

「鎮魂」とは、読んで字のごとく魂を鎮める事です。
もともとは「(み)たましずめ」と読んで、神道において生者の魂を体に鎮める儀式を指すものでした。
神道では、生者の魂は不安定で、放っておくと体から遊離してしまうと考えられています。
これを体に鎮め、繋ぎ止めておくのが「たましずめ」という事です。
しかし、今日では「鎮魂」は、死者の魂(霊)を慰めること、
すなわち「慰霊」とほぼ同じ意味で用いられて、死者を弔うときにも使用されます。

キリスト教では、死の時、その魂は完全に清められて直ちに神の元に帰り、
しばしの間、安息の時を送ります。
そして身体はちりに戻りますが、終わりの日のために備えられているといわれています。
世界には終末があるというのが聖書の教えですから、
その日には、死者は復活して、キリストよる最後の審判がなされます。
キリスト者はすべての罪を赦され、新しい体が与えられ、もはや悲しみも苦しみもない、
神に「祝福」された新しい世界に永遠に生きると考えられています。
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