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お葬式の4つの意味…(2)「社会的な意味」

お葬式で宗教的な儀式の意味は大きいでしょう。
でも、日本において実際的には『社会的な意味』のお葬式の方がもしかしたら大きいかもしれませんね。
それは、最近増えている宗教色を排した葬儀や、『お別れ会』的なものでも感じられる事です。

では、社会的儀式というものとはどういった意味があるのでしょうか。
人は、生きている以上いろんなつながりがあるはずです。
仕事場や学校、地域社会・・・いろんなところでいろんな人とのつながりがあるはずです。
隣の住人の事を知らないといった隔絶した生活を送っていたとしても、
まったく社会とはつながらないで生きている人はいないと思います。
また、そんな人がいるとは思いたくはありません。

お葬式とは、そんな人として生きてきた証としての、社会的につながりのあった人たちとのお別れの場でもあると思います。
つまり、故人と係わり合いのあった人たちすべての人にとっての儀式でもあるということです。
また、ご遺族にとっては、故人がどんな人たちとかかわりを持って生きてきたかを知る最後の機会でもあるのです。

よく、「お葬式は誰のためのものか」という事を言う人がいます。もちろん故人のために行なわれるのですが、
ご遺族や参列者のためでもあるのです。

それぞれの立場での受け取り方もさまざまでしょうが、
故人との最後のお別れをするという儀式は残された人々にとっては大切な儀式であると思います。

また、『社葬』などのように社会性を前面に押し出したような葬儀もあります。
こういった葬儀がちゃんとしたお見送りができないといっているわけではありませんが、
会社としてのつながりによっての参列者など体面的に行なわれる事があることも確かです。

でも、それも社会で生きてきた証として必要であり、大切なことでもあると思います。
個人的なつながりがなくても、人はいろんな人とつながりがあると感じられるかもしれません。

お葬式は、それぞれのつながりある人たちとの「別れ」として大切な『社会的な意味』のあるものだと思います。
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